ケビン・ベーコン、しばらく見てなかったなーと気づいたので視聴。そしたらおばさん役でパーソンオブインタレストのコントロールが出てて、ちょっとお得した気分です（笑）。
下品な言葉を一生懸命並べて「その言葉は言えないよ」「俺は言えるよ？お前も言っちゃえよ」ってやり取りだけで、もう、チビどもが可愛くてたまらなくなっちゃうので、無人のパトカー見つけて無邪気に乗り込んだり弄っちゃうのも微笑ましいし、走り出してから乗り手交換したりサイレン鳴らして遊ぶのも笑いながら見てしまう。
……でもそのパトカーの主はよりにもよってケビン・ベーコンだったのだ……（ヤバい感しかしない）。
今回の彼は悪徳警官なのは間違いないんだけどどこか抜けてて（死体処理してる間に子供にパトカー盗まれるという失態）、シャツ姿で大平原を走ってるシーンは笑えるし、靴紐で車のドアを開けようとするシーンはイライラ感がこっちによーく伝わってくる。警官に呼び止められて自分だとバレないように帽子かぶったりするところはちょい笑えます。
悪徳警官が子供達に無線で脅しを掛けるシーン、無線の向こうでは子供達が無邪気に、自動小銃と防弾チョッキで遊んでて、笑っちゃうけどあまりの危険さにハラハラします。
話が大きく展開していくと笑えそうで笑えないシーンが続いて目が離せず、チビたちの無事をひたすら祈ってしまう。
全力疾走するパトカーを見守るラストはかなり好きな雰囲気で、地味だけど面白い映画でした。
