「フロリダ プロジェクト」のショーン ベイカー監督による低予算ムービー。
舞台はロサンゼルスの日差しカンカンのクリスマスの一日。
画像が粗めでオレンジがかったiPhoneのムービー撮影が、ロサンゼルスのディープな地域とうまくマッチして、まるでこの場所を散策している気分になって楽しめました。
登場人物はトランスジェンダーの人たちや娼婦たちで割とみんな最初からピーチクパーチク。
主人公シンディの壊れっぷりと、そんな風にシンディをクレイジーにさせた彼氏とはどんなイケメンプレイボーイなのかと期待を膨らませてラストに向かって、「こいつかよ!」とツッコミ入れたくなりました笑
ただひたすらトランスジェンダーのカオスな人間関係を見せつけられるだけなのかと思い、頭が若干痛くなりかけましたがラストのシーンでほっこり。
荒削りで低予算作品としては脚本やカメラワークなど、割と見応えのある仕上がりでした。