（前半は地上波録画の吹き替え版で。後半はアマプラにあるのを見つけたので字幕で鑑賞。字幕で観るのをおすすめ）
ツッコミどころだらけなのは置いといて
トム・ハンクスはなんでも演じられるのだなぁ。本当にすごい。
この映画を観る直前、偶然この記事を読んでいた。
https://www.politicalorphans.com/something-weird-is-happening-on-facebook/?fbclid=IwAR3tLmSZaCwnY0D_Nq86-uz_0n92l1kL-9koaIjckw4gVpex7pdePePLAAs
英語読める人はリンク先を読んでみてくださいね。（ざっくり言うとFBのくだらないアンケートに答えるとデータ収集されるからやめておいた方がいいよって内容です）
さて、映画の話。
テーマはグーグ…いやサークルという架空企業の仕掛ける透明化とその闇ってところだろうが、そんなものはもう我々、諦めの境地というか。普通にあるよね。麻痺しちゃって怖さを感じない。
それより「胸糞」だったのは、とにかく仲間を見つけよう！とか、共感しあえるグループに入るべきだ！とか、楽しむべきだ！とかの「意識高い人々」が圧をかけてくる描写。もはや新興宗教。
カメラがオンになった途端、通りすがりの人たちがにこやかに挨拶してくるとかね。まあ、両方とも既に現実世界であるわな。
そういった意味では非常にリアルな映画とも言えるかな。
そしてたぶんリアルの方が、後戻りも修正も復讐もできなくて残酷な世界なんだよなぁ。だってお父さんの医療費考えたら、会社に楯突くことなんてできないじゃん？
