過剰なSNSサービス・それによる監視社会を疑問視しようみたいなコンセプトだったと思う。ただそこで終わらずに映画としての意思表示があっても良かったな…。
エマ・ワトソン演じるメイはサークルのサービスに命を救われたことから陶酔していくけど、その前になぜ海にカヤックで飛び出したのかを、すっかり忘れてしまうところが痛い。エマ・ワトソンが国連でスピーチしてるだけあって(このスピーチ滅茶苦茶カッコいいからYouTubeで見てほしい!)堂々としてて、主人公的な魅力はあるものの、後半は好きになれるタイプじゃないから映画自体も満足出来なかった。
でもでも、考えるべき現代的な問題を、若い層に知名度あるエマ・ワトソン主演で撮ったことに意義がある!とも思った!