Joker

ザ・サークルのJokerのネタバレレビュー・内容・結末

ザ・サークル(2017年製作の映画)
2.9

このレビューはネタバレを含みます

メイ・ホランドは友人のアニー・アラートンの仲介でIT企業、ザ・サークルに就職した。ザ・サークルはSeeChangeというシステムを開発したことで世の注目を集めていた。それはあらゆる場所に設置された小型監視カメラを使って、人々の私生活を生中継するというものであった。シー・チェンジを介して私生活を公開することで、アカウンタビリティーが向上するというのがザ・サークル側の主張であった。
そんなある日、メイはタイ・ラフィートに連れられてカメラが設置されていない地下階層にやって来た。タイはザ・サークルの人気サービスの一つであるTrue Youを開発した人間だった。タイは「True Youは私が意図しなかったものに変わってしまった。SeeChangeは危険だ。」とメイに警告したが、メイにはその言葉の意味がよく分からなかった。
メイは友人のマーサーから鹿の角で作ったシャンデリアの写真を見せられた。そのデザインに感動したメイは、写真をSNS上に投稿した。その画像を見たメイのフォロワーは「マーサーなる男が可愛い鹿を殺した」と大騒ぎした。マーサーはメイの弁解も聞かずに、彼女を怒鳴り倒した。
私生活を全世界に公開したメイは一躍時の人となり、ザ・サークルの経営理念に心酔していった。しかし、それが原因で友人や家族との関係が悪化し始めた。ついに自分の私生活を24時間全て公開するに至ったメイだったが、透明性への異常なまでの情熱は友人を殺し、会社の重役たちをも追い詰めることになった。
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