語られている内容(先住民の悲劇とピノチェト政権下での虐殺)は興味深いけど、雄大な自然の映像美みたいなものは、他でいくらでも撮られているのだから、この作品の中でけっこうな時間使ってまで挿入する必要があ…
>>続きを読むこのレビューはネタバレを含みます
『夢のアンデス』(’19)、『光のノスタルジア』(’10)、『真珠のボタン』(’15)とグスマンの近年の3作を続けて観て、これらの作品でかれがやっていることはすべておなじだということにようやく思い至…
>>続きを読む「パタゴニア」が「大足」って知らなかった。そこは大収穫。
民俗学映画としてとても興味深く拝見。
でもそこまでかなあ。
なんでそこまで絵を「綺麗に」撮ろうとするのか、グスマンさんのその拘りが私には終始…
オープニングの感じだと自然を礼賛した
美しい映像を羅列してく感じなのかしら、
それだと眠くなっちゃいそうだなと危惧してたけど、
ぜんぜんそんな作品じゃなかった。
チリは海との深い繋がりがあり、
先…
タルコフスキーを彷彿させる水の描写で、ドキュメンタリーとしては作り込まれていたと思うけれども、あまり面白い内容ではなかった。銀熊賞と聞いて期待値を上げ過ぎた気がする。ただ、授業のテーマだった「為政者…
>>続きを読むチリの自然の話かと思ったらほの暗い歴史の話だった 深夜に見るにはちょっと怖かった(そんな意図はないだろうが…)
原住民がこれからどんどん減っていってなかったことになるのを防ぐために、こういうドキュメ…
美しく壮大でゆっくりした映像に乗せて静かに酷な話が語られる。よく知らなかったチリの歴史。なにをもってして野蛮なのか、"先進的"な人間は今むしろいったい何をしているのか、最近そういうことをよく疑問に思う
>>続きを読むグスマンの語りは静かで知的だが、その裏には祖国チリの過去と現在に対する強い怒りと愛情が見え隠れする。もし、本当に水が記憶を留めるなら、虐殺と拷問の歴史もそこに記録保管されるのか。美しくも凄惨な迫真の…
>>続きを読むパトリシオ・グスマン監督の最新作『夢のアンデス』とともに、チリ3部作と言われている旧作『光のノスタルジア』と『真珠のボタン』を、岩波ホールで見ることが出来ました。
1883年に入植者たちが到来して…
(c) Atacama Productions, Valdivia Film, Mediapro, France 3 Cinema - 2015