真珠のボタンに投稿された感想・評価 - 5ページ目

『真珠のボタン』に投稿された感想・評価

ぞしま

ぞしまの感想・評価

4.2
心打たれる素晴らしい作品。

〇〇だけでもなどという言い方にはどこか胡散臭さが漂うが、レールのシーンだけでも観る価値がある。

『光のノスタルジア』から観たかったがかなわず。
極楽蝶

極楽蝶の感想・評価

4.5

穏やかなナレーションと映像の裏にチリの過去と現在への鋭い批判と愛情が含まれている名作。真珠のボタンはチリの過去と現在の悪事の象徴!
過去の悪事は、インディオの搾取とその社会の破壊。その象徴が新大陸に…

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☆☆☆★★★

水に纏わる美しくも儚くそして悲劇的な聖なる魂の詩


2015年11月15日 岩波ホール

2021年11月1日 岩波ホール
o

oの感想・評価

-
チリの先住民族が侵略されていった出来事を、神秘的な映像で語る作風が彼らの純粋さを際立たせていると思う。
欧米から見た開拓者の視点ではなく、その地にいた側から見た奪われた視点こそ重要だと思う。
くれお

くれおの感想・評価

3.6

数えきれない程ある宇宙の星の中で
たまたま地球に彗星が衝突して
水が出来て
生命が誕生して
脈々と現代に受け継がれて
その中のほんのひと握りの人間がいる
日本というコミュニティに
自分が存在している…

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映像の美しさの中に人類の血の歴史が漂う。南米チリの海に暮らす先住民族の虐殺からピノチェト政権の虐殺まで水の記憶、それは宇宙に拡がる星の記憶でもある。

他者への暴力は一部の人間の悪行ではなく、自らの…

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話がやや壮大ではありますが、だんだん話がマクロからミクロへと、宇宙から入植者によるインディオ虐殺、73年〜90年の独裁政権へと話はうつります。そこから宇宙と水を通して生命の尊厳と描きます。世界の天文…

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話が進むにつれて、ずっと自然メインだった映像に人工的な要素(インタビューとか)がだんだん介入していき先住民の歴史にフォーカスされるっていう構成は、見てるこっちが先住民の立場になれるので、面白いと思っ…

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パタゴニアの絶景に心奪われた。

一方、政府によってインディオは信仰、言語、カヌーを剥奪され、
病原菌が付着した服を着せられ、50年以内にほとんどが病気で亡くなった。

祖国と自由を奪われたパタゴニ…

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水にまつわること→(水とともに生きてきた)南米先住民族・迫害の歴史の二軸構成なのかな?と思いました。
先住民族のことを「インディオ」と訳す(アマプラ)のはいかがなものかと思います。(「ネイティブアメ…

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