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光のノスタルジアのあーのレビュー・感想・評価

光のノスタルジア(2010年製作の映画)
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宇宙の起源を探す天文学者と虐殺された家族の骨を探す人
夢と悪夢が同居するアタカマ砂漠
天文学者が現在というものは存在せず全てが過去だという(現在と認識するまでに数百万分の1秒ずれるから)
全くちがう過去を追っていているひとたちをカルシウムという共通点でつなげる
人々の記憶と天体を記録するかのようにじっくり写すカメラ
まるで過去に存在していたものを写し出そうとしているかのよう
一番近い過去(虐殺)をみようとしない国に対しての想いも現れてる
国の歴史を恨む人たちが国の空の美しさを見て笑うラストに希望を感じた
あー

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