Tyga

光のノスタルジアのTygaのレビュー・感想・評価

光のノスタルジア(2010年製作の映画)
3.4
「死んだらみんな星になる」という、昔からの寓話にドキュメンタリーからアプローチしていった話。それにチリの暗い歴史が重なる。

過去が息づいている(いい過去もたくさんの過ちも)大地に過去からの光が降り注ぐ。
「いつか」から動けなくなった人たちが生きていた「いつか」の時代からの光が今日も大地に降り注ぐ。

現代的な天文台のカットが多い割に、撮り方に新しさがなく、映像的に美しくなかったのが残念。
というより、星空や宇宙の画は必要だけれど、天文台という装置自体は終盤のあのショットくらいでいいのでは。
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