『登場人物は全員頭悪いです』ということを開始5分で納得させてくれます。1916年のサメ被害で有名なニュージャージー州が舞台。ですが住民の知能低下が著しいせいで、その歴史と教訓はほとんど受け継がれませんでした。
サメ映画って実はあまり血が吹き出ることはないんですが、この映画は体にホースが入ってる人間しかいないので、滝のように血が噴出します。
主人公は筋肉人間。何かイラつくことがあれば、筋トレをして自分の筋肉と会話することを通じてストレスを解消します。とにかく男達は割れた腹筋を見せないと気が済まない奴らですし、歩き方もみんな本当に頭が悪そう(そして実際に頭悪い)。女性陣もポーズをとりながら喋らないと死ぬ連中です。
サメがアルビノのである必要が全く感じられないですし、海中と陸上でサメのデザインが全く違う気もしますが、そんなことはどうでもいいですね。割と楽しめる良作ですよ!