のこ

LBJ ケネディの意志を継いだ男ののこのレビュー・感想・評価

4.2
ジョン・F・ケネディ(ジェフリー・ドノヴァン)暗殺直後、第36代アメリカ合衆国大統領に就任したリンドン・B・ジョンソン(ウディ・ハレルソン)

大統領就任あいさつ(選挙で選ばれたのではないが)はもう感動で胸がいっぱいに!素晴らしかった!😊

この作品を通してジョンソンの存在 熱い思い 人柄の良さを知り、ケネディー大統領も彼の家で食事をした時に、南部出身者だけど黒人をメイドに雇い平等に接してるところを観て、経験豊かで洞察力あるジョンソンを副大統領を任命したのでしょう~

しかし副大統領就任後 次第に国政の中枢から遠ざけられ、その苛立ちが諦めに変わった頃、11月22日 遊説中のケネディ大統領が何者かに暗殺され アメリカが混乱中、ジョンソンが大統領に就任する。
人種差別を禁じる公民権法を支持すると、上院議員や司法長官(ジョン・F・ケネディの弟 ロバート・ケネディ)と対立するが素晴らしい大統領挨拶で ロバートケネディと上院議員も大拍手~!

苦悩しながらもケネディーの意志を継ごうと必死に
がんばるジョンソンの姿に胸打たれ!公民権法成立😊

ジョン・F・ケネディ暗殺後 重体から命が絶えた時の
ジョンソンの対応も冷静でバタバタしている中、すぐにお祈りを捧げましょうと
そして暗殺著後によく事件が起きる過去のデーターもきちんと把握していて周りの安全を確保してからの報道に。
これらの事の運びはジョンソンならではの読みが素晴らしい。

ベトナム戦争はケネディーから始まったことで
ケネディーやマクナマラは縮小させようとは思ってもなく
外交に疎いジョンは拡大させてしまったが 弟ロバート・ケネディが大統領になっていたら勝っていたかも。
次期大統領選への不出馬を表明するジョンソン 引き際も
ジョンソンらしい。

若きエリートジョン・F・ケネディの陰に隠れがちなジョンソン大統領の苦悩と奮闘にスポットを当てる政治ドラマ! 
ご興味ある方はご覧ください。見応えありますよ~😊
のこ

のこ