くう

LBJ ケネディの意志を継いだ男のくうのレビュー・感想・評価

3.2
『記者たち』ロブ・ライナーから『バイス』副大統領繋がりの流れで劇場で観そびれて心残りだった「LBJ」を観た。

ラストの演説は感動&鳥肌ものである。もちろんそこには政治的思惑がガンガン仕込まれているわけで、感動しつつも「感心」のため息。

感動しつつも、この人がベトナム戦争批判の流れで失脚していった事、そしてここから50年後「復讐して強い国を」と煽る大統領が現れた事、そして教師も銃を持てばいいじゃんと言うツイッタラーの登場…「暴力を伝えていくのは終りにしよう」が虚しい。

もちろん、それは作品自体には全く関係ない事で。この作品を綺麗に終わらせようとしたらベトナム戦争は描けない案件であって、ここを捨てたのはロブ・ライナーさすがの選択、と思うのだった。

黄昏ではなく日の出で終える。これもイイ。