なんでこんなヘンテコな話に、ジュリア・ロバーツとニコール・キッドマンが豪華共演してるのかなぁ、と思ったら、これアルゼンチン映画「瞳の奥の秘密」のリメイクだったのか...。見終わるまで、気付かなかったよ。
それくらい原作に比べ退屈。正直、あの傑作のどこをどうしたら、こんな微妙なバランスの話になってしまうのか、腑に落ちない。
なんか過去編と現在編のバランスが変なんだよね。主役三人組の見た目も、過去と現在でほとんど変わらないので、不要な混乱をするし。あと、無理に9.11をストーリーに絡ませたのもよくなかったような。
そういえば、監督のビリー・レイって、ヒッチコックをリメイクした「フライトプラン」って駄作も撮ってたな...、と思い出しました。