「誰も彼も己のことしか考えておらぬのだ」
ネットニュースなどで、身勝手な事件が取り沙汰される昨今、こういう映画を観ると、とても心が洗われる。
【再視聴】
直前に観た『共謀者』がヒドい話過ぎたので、優しい人たちの話に心癒されたくて再視聴。
やっぱり、いい話だなぁ。
泣ける😭
〈あらすじ〉
江戸時代の仙台藩、財政難にあえぐ宿場町を立て直そうと、住民たちが貧乏藩にお金を貸し、利息をとって生活を改善しようと奔走するお話。
豪華鉄板俳優陣で送る、笑いあり、涙ありの群像絵巻📜
出てくる人、出てくる人、
皆が、誰かのためを思って生きている。
支え合いの大切さを教えてくれる素敵な作品✨
パケの、ふざけた阿部サダヲさんの表情から想像できないくらい、最後は思いやりの心に涙がにじむ🥹
映画としても、とても親切で観やすい。
「これってどういう意味?」
という小難しい時代用語を、登場人物だったり、ナレーションだったりが丁寧に説明してくれるので、すんなりと物語に入り込むことが出来た。
「貧乏な皆の力になりたい」
と、真っ直ぐな心を持つ主人公を好演した阿部サダヲさんの姿がアツい😊
対照的に、抑えた演技で存在感を見せる妻夫木聡さんの静かな佇まいも素晴らしい😆
しっかりと父親の背中を見て育った兄弟の姿に涙がこぼれる😭
とても面白かった。
心が荒んだ時に観ると、ほっこりとした気持ちになれる、とてもいい映画だと思う。
「あんたはよう頑張った。決して卑屈になってはいけない」
普段の姿が鬼なのに、心根が優しいのは、ツンデレの究極系🥰
補足:
貧乏藩のお殿様役で、
思いもよらない人物が主演をしていて、なかなか堂に入っていた。
さすが、日本国民を魅了した人物☺️
様になっている⛸