邊見猛

殿、利息でござる!の邊見猛のネタバレレビュー・内容・結末

殿、利息でござる!(2016年製作の映画)
5.0

このレビューはネタバレを含みます

 みどころ1⃣︰酒宴の宴席である,艷も酣のその1言で,自己破産者である禁治産者と夜迯げが相次いでいる宿場町を救う1大プロジェクトが水面下で着々と動く❢❢。お上である国庫VS1般庶民の金錢感覚バトルの行方は??。永山瑛太,阿部サダヲほか,豪華絢爛キャストの時代劇❢❢。原作者である彼を,❝❶平成の司馬遼太郞&❷令和の司馬遼太郞❞と呼ばれている,出身地が岡山県・岡山市の歷史学者である,磯田道史さんの同名小説です【代表作︰武士の家計簿です】❢❢。
 あらすじ1⃣︰財政出動に矢鱈めったらと困ってる仙台藩では,❶ジャパニーズ・カースト制度である&❷士農工商である,農民や町人に情け容赦ない重税を課し,自己破産者である禁治産者と夜迯げが相次いでいた❢❢。ラスト・ベルトである,寂れた宿場町・吉岡宿で今後の町の心配をする十三郞【阿部サダヲ】は,❶亰の都から戻ってきた&❷亰都から戻ってきた,頭の回転が相当切れるカミソリと呼ばれている知惠者こと篤平治【永山瑛太】から,❶秘中の策である&❷秘策である,宿場復興の未來への羅針盤を打ち明けられる❢❢。それは,仙台藩である仙台マハラジャに,大枚の金子を貸し付けて≒大金を貸し付けて利息を巻き上げ,農民が金錢を搾取する側に回るという,コロンブスの卵並みの大逆転の発想だった❢❢。十三郞は弟である甚内【妻夫木聡】や,大肝煎りである千阪など町の人々をも巻き込んで,❶私財を注ぎ込んで&❷私財を抛り出して&❸私財を擲って,1000両【今現在で,¥3億円以上もする金錢の価格帯と値打ち】を掻き集めるため,東へ西へ奔走していく❢❢。
邊見猛

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