このレビューはネタバレを含みます
面白いかは別にして印象に残る映画ではある。
背景説明は特になく、会話などから推測するに、過去息子が病気で苦しんで安楽死させたらしい。のちに頼まれてやるように。離婚して母親とともに暮らす娘とはその時か…
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ベストな看護,治療とは?
患者の意思を尊重することなのか。患者家族の意思を尊重することなのか。それとも医師や看護師の勧めに従うことなのか。
どれも一長一短あると思います。誰しもがいずれ経験することだ…
ミヒャエル・ハネケを彷彿とさせる長回しやロングショット、そして静謐さは買いたい。それは認めるのだが、脚本があまりにも平板過ぎる。良く言えばあざとくなく病人や老人の介護についてリアルに描いていると言え…
>>続きを読む献身的な夫?…イヤなんか不自然。
やはり献身的な筈なのに冷たさが感じられる看護師。
何かに対して無我夢中に尽くしてる…そんな感じだった。 自分が当事者に成りきってしまう程患者にのめり込んでいるのは、…
息子の死から心を閉ざしがちな介護師が、終末期の患者のケアをする毎日の中で対峙する患者の傍に寄り添って行くのだが…。長回しの固定したカメラと劇伴のないシーンの張りつめる程の空気感が容赦ない。ミシェル・…
>>続きを読む静謐な映画である。
誰にでも分け隔てなくいつかは訪れる“死”
身近に迫った“死”と真正面から対峙しなくてはならなくなった人達。
近づいていく過程をゆっくりとただ静かに描く。
そこには、奇跡もなけれ…
©Lucía Films–Videocine–Stromboli Films–Vamonos Films–2015 ©Crédit photo ©Gregory Smit