なんというラスト。
タイトルの通り、これぞ人間の終焉。
死を目前にした患者の介護をすることの覚悟と責任感を真っ向から描く。残された人生の最後の願いをどう叶えてあげられるか。それは家族よりも寄り添っ…
感想川柳「もう無理と 糸が切れる その瞬間」
レンタル店でパッケージ借りでした。。φ(..)
デヴィッドは、終末期患者の看護師をしていた。妻と娘とは、息子の死をきっかけに疎遠となり、一人暮らし…
なんだこの映画は!
まるでドキュメンタリーのような進行と世界観。
時間軸もとてもゆったりしていて、淡々と大変な介護の世界を映している。
そして予想もつかなかった最後。
心臓が弾けるかと思った。
衝撃…
冒頭の静かな長廻しからグイっと引き込まれる。たいした盛り上がりも無いまま、物語は淡々と進んで行く。が、スチール写真のような、構図と照明の「お手本」ともいうべきカットの連続にうっとり。場所の奥行きや空…
>>続きを読む世の中には大変な境遇の人が数多にいてその人たちはほぼ自分よりも強い人間だと思う。しかしそんな人々も誰かに頼りたい誰かを必要としていて、その時に手を差し伸べる人がいてくれるということを知っておかなけれ…
>>続きを読むこういう人がいる、ああいう人もいる。 と思った。
寄り添う人がいて、それを感謝と遠慮と申し訳なさとともに受け入れるしかない体の人もいて、それを快く思うまわりもいれば、いろんな思惑が混ざって排他的な人…
終末期の患者を在宅看護する看護師デヴィット(ティム・ロス)の看護の日々がBGM無しで丁寧に描かれている。
患者の心に寄り添い献身的に尽くすデヴィッド。患者との絆を大切にして、最期まで看取るつも…
©Lucía Films–Videocine–Stromboli Films–Vamonos Films–2015 ©Crédit photo ©Gregory Smit