ゆう

ドミニオンのゆうのレビュー・感想・評価

ドミニオン(2014年製作の映画)
1.0
広告にはですね、「バイオハザード」のVFXスタッフが仕掛ける衝撃の侵略黙示録!、と銘打ってあるのですが、よくその点を売りにしてきたなと思うほどの体たらくです。そもそも、バイオハザードという作品に映像の凄さという印象があったかと言われれば、思い切り首を縦には振れませんが。

作品のイメージ画像には、男が銃を持って、刺々しい宇宙船が都市に襲来していますが、こんなシーン劇中にはありませんでした。ただの初老の老人と自称宇宙人の男性の会話劇で、宇宙船のCGには、どうぞ笑ってくださいと言わんばかりの酷さが露呈されてました。

現地アメリカの人はどのような感想をお持ちなのか気になったので調べてみると、IMDbというサイトに「要約するのが困難だ」という題名の感想がありました。興味深い感想なので、一部紹介します。

「かなり酷い映画のDVDが、スーパーのワゴンに入っていて、幾らかお金を払って、それを買ってしまうことがたまにある。私たちは経験から学ぶんだ。(しかし)今作はもっと深刻な作品だ。今作は犯罪だよ。以下略。」

犯罪とまで言ってます。映画の感想は、海を越えても、同じなんだなと実感します。
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