うっわーーー。
きっつーーー。
こんなジジババは嫌だ。
オムツが!オムツが!オムツがぁーーーー!!
何故これ観たよ?自分?
いやね、たまにはホラーにもチャレンジ!と思ってね。遠ざかってたシャマラン監督作品でも…と思って鑑賞。
幼い内に父親が出て行き、シングルマザーに育てられた姉ベッカ(オリヴィア・デヨング)と弟タイラー(エド・オクセンボウルド)。母が家出したきり交流が途絶えたフィラデルフィアの祖父母の家で過ごす事になった姉弟。初めて出会った祖父母は優しく、楽しい滞在になる筈だったが…。
姉がドキュメンタリー映画を撮るという設定の為、全編POV形式で撮影され、登場人物のインタビューも交えた作品となっている。
昼間は優しい祖父母だが、夜になると奇妙な行動が目立つ様になる。
特に婆様が怖い。
祖母は病気で、夜になると寝言の様に奇怪な行動に出ると説明を受けるものの、だんだんと常軌を逸したその行動に姉弟の恐怖は日毎に増していくばかり。
これでも、シャマランの脅かし方は心得ているつもり。ほら、カメラの前を何かが横切った。これがいつもの常套手段。
嫌だな〜嫌だな〜、ほら出たよ〜。
シャマランならではのお約束とも言えるどんでん返しは健在で、かつ全ての伏線を回収させるストーリーテリングは流石。
弟タイラーの起死回生の行動も、終盤の音楽のチョイスも、全て一度語られた台詞を成就させた結果と言える。それが良いのか悪いのか、自分たちを捨てた父親への許し、家族愛、タイラーが披露するエンディングのラップ、振り幅が凄すぎて最早カオス!!
ねぇ?この映画のジャンルは何!?
それにしても、やっぱりオムツがキツイ…。
うぇ〜〜〜〜
ぺっ!ぺっ!
そういや、お爺ちゃんお婆ちゃんの家ってちょっと怖かったなぁ…。子どもながらに納戸には絶対「何か」がいるって感じてたしなぁ…。