ぐっち

植物図鑑 運命の恋、ひろいましたのぐっちのレビュー・感想・評価

3.2
有川浩、好きだった小説家、小説を読んだのは10年以上前、まだ20代も前半だった頃。当時まだ若かったということも大きいけど、文字だとそこまで違和感が無かった筈なのに…
30代も後半、しかも映像で観てしまうとどうにもこうにもで。

「お嬢さん、よかったら俺を拾ってくれませんか?咬みません。躾のできたよい子です」

「ーあらやだ。けっこういい男」

こんなやりとりから始まる同居生活。

え?ヤバくないか?若い独身女子が身元もわからん男を家に入れるのか?指名手配犯とかやったらどうするんだとか、イケメンならなんでも許されるのか、とか…野暮ったい思索が終始頭から拭いきれず。

たぶん、私が歳を重ね過ぎたのです。
何となく関係ないけど、「花束みたいな恋をした」の麦くんを思い出した。
感受性の低減、こうしてみんな大人になっていくのか。
ぐっち

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