このレビューはネタバレを含みます
原作未読。
余命宣告を受けた男子がそれを隠して姿隠す系、本当は植物の妖精で月に帰っちゃった、もしくは夢オチかい！のいずれかだと思いこんでいたが、割とリアルっちゃーリアルな話だった。無いっちゃー、無いけど。笑
部分的にリアル。素材活かし料理が上手男子はお弁当も作るし、やりくりも上手とか、家柄良い子が家を出て自力で写真で生きていこうとがんばるとか、そのあたりは。ただツッコミどころ満載なことは微塵も否めないので、その部分を以下箇条書きで。
・初見時、あのキラー的スマイルは雪の中空腹で地べたに倒れていたやつの笑顔じゃない。
・なぜ団地の駐輪場にいたのか。写真どこで撮ってたのか。
・放置している庭にまぁまぁな植物が生えている謎。
・全く自炊しない一人暮らしの家にあるフライパンじゃない。（あれは料理する人の年季と勝手の良さフライパンだよ！）
・全く自炊しない一人暮らしの家にありえない量のザルとボール、調理器具。（野菜水切り器まである不思議。）
・そのお弁当箱いつ買ったの。
・その二人のエプロンいつ買ったの。
・急に生活費はおろかお小遣いまで渡そうとする方向性勘違い女子。（樹がヒモ男子になるつもりは無かったけど、俺を拾ってみませんか発言があるのでなんとも言い難し。）
・ちょこっとバイトしたくらいで2台のまぁまぁなチャリを買えちゃう深夜LAWSONの時給とは。
・どうやって2台をそこに用意したのか。
・どういった流れでバイト先の華ちゃんは樹にハンカチを「プレゼント」したのかわからないけど、「ブランドもの」だからというよりそんなどピンクな女子女子したハンカチ持ってたら、「？」て誰だってなるし、さっきも言ったけどなんでそんな女子感あふれるハンカチをプレゼントしたのか。そしてそのハンカチを使ってくれてるか確認する動機。
・岩ちゃんファンサービスシーンでしかない寝起きのイチャイチャシーン。
・あれだけ本気にさせておいて（手作りケーキでハピバなど）、「今のままの自分ではだめだ！」という相手の気持ちガン無視雲隠れの術。
・へ～、さつきのチャリしか残っていないということは、自分のチャリは乗って行ったんだ～（のちの出ていくシーンでは徒歩）
・華ちゃんはつけられていることにいつから気づいていて、いつの間にお巡りさんに職場に自分の連絡先を知りたがっている変態女が来たことを話せたんだろう。
・さつきの職場のメガネ先輩の変態感。
・もはやさつき自体に何らかの原因があるとしか思えないハラスメント系おじさんの引きの強さ。
・お弁当箱くらい自分で洗えよ。
・スピーチの途中で抜けまっすぐ帰ってきたのに、先に待っているという時間軸。
・ならば、あのあとスピーチ含むパーティーはすぐに終了しタクって先回りしたと思ったが、さつきが会場を出たあとのスピーチの部分がまぁまぁ長い。
・いつの間にか結婚。
・そいえばシーツまで樹が洗っていたという事実。料理も洗濯も自分でしないさつきは一体今までどうやって暮らしていたのか。
思いつくままに書き出してみたけど、まあ作り話ってこういうもんなのかな。混ぜご飯、こんど作ってみよ～
