きょんくん

シン・エヴァンゲリオン劇場版のきょんくんのネタバレレビュー・内容・結末

-

このレビューはネタバレを含みます

朝一の回で。
だいぶ妄想混みで暴走気味の感想覚書です。
すみません

トウジが年取ってでてきた時に泣けてきた。
大人になってやさしい顔と声でシンジを案じているのに泣けてきた。
ヒカリはトウジのお嫁さんになってて赤ちゃんまでいた。

ケンスケは!?!と思ったらちゃんといた!

みんな昔の面影を残しながら大人になってて
もうね
それだけでも胸がいっぱいになるんです。

エヴァンゲリオンはそーゆー作品でもあるんだなあって。
しみじみと。

シンジが立ち直るきっかけが
みんなあなたが好きだから
放っておけないの
っていう綾波そっくりさん(黒レイ?でいいかな)の言葉だと思ってますが
もうそれね。
自分大嫌いだけど
自分のこと大切に思ってくれている人たちがいるってこと。
それがシンジをもう一回立ち上がらせたってところ。

黒レイがテレビシリーズの綾波のように段々とただの器じゃなくて心を獲得していくところ。
なんかもう胸がねいっぱいなんですよ。
そして遺伝子に組み込まれているらしい(アスカ談)シンジへのおもいは、でもそんな理由なんてどうでも良くて
ただシンジにはしあわせでいてほしいってね。
もうね。
レイは一貫してるよね。
だからそんなレイの言葉でシンジが立ち直れたのは本当に胸がいっぱいで。

長髪レイもシンジのかわりに初号機乗るつもりだったな。
うんやっぱりレイちゃん好きや。


アスカも。
アスカ!!!
そうアスカだよ。
強く生きてきた。
それ以外求められなかったから。
そんなアスカが変わったのってケンスケと関わったからかな?
戦い続けたアスカに安住の地ができたと思っていいよね?
微妙な伏線(最初からケンスケの家にいるとかビデオでアスカ撮ってるとか)あったけど
序、破、Qでそんな伏線あった?
見逃してたかな。

ねえ14年経ったからバカシンジに言える言葉もある。
それに大切に思ってる事は変わりない。
あのお別れっぽいシーンちょっとだけ
「あなたは私が守るもの」っていう綾波っぽかったな…

ラスト近くのアスカとシンジの海辺シーンが旧劇の終劇の悪夢思い出させたけど
これで払拭されたかも。
そしてあそこの作画ね
旧劇の綾波の笑えばいいと思うよ。シーン
レベルで気合入りまくりだったんですけど!
ちょっと笑ってしまう。
でも不意打ちでエヴァはそーゆー事あるので別に驚かないよ。

それにしてもやっぱりゲンドウは庵野総監督だよなあとしみじみ。
ゲンドウは本とピアノが友達設定だけど
本は少なくとも庵野監督案らしい。(パンフレットより)

監督が結婚して心を繋ぐ人を得ていなかったら
その人によって世界が変わっていなかったら
エヴァンゲリオンってどうなってたのかな?
今回みたいな結末になっていたかな?
って思う。
知ってるみたいに書いてるけど想像です。
だけど今回の映画にもちゃんと伴侶の名前あるし、そもそもこの映画の結末をつくれる人が閉じた世界でいる人であるわけない
と思うのです。
閉じた世界にいた人が大切な人ができて大切にされてそれを知った話。

テレビシリーズの本当描きたかった結末がこれかなあって。
26話じゃきっと尺足りないし
ゲンドウまで行き着かないけど。
ゲンドウまで行き着かないと終われないし25年って必要な時間だったのかなあってしみじみ思う。


マキシンジも結構唐突だった感あるけど
今回の作中ではちゃんと伏線あったかなあと。
そういえば匂いかぐの!
序でもシンジの首筋の匂いスンスンかいでたね。(LCLのにおいだって言ってた気がする。シンジのことわんこ君なんて読んでたからなんとなく揶揄ってるのかなあと思ってたけど違うニュアンスもあったのかな)
電車のホームのシーンでシンジは高校生くらいマキは社会人ぐらいにみえたからあの後から歳を取るようになったって事かな?


謎?なのが渚司令な。
シンジがカヲルくんは父さんと似てるって言ってたけど
いやまさか顔違いすぎるけど
司令って呼ばれてるし
ピアノうまかったし…(ゲンドウピアノ弾ける設定だった)
ユイとレイはともかく…
最後の電車ホームでカヲルとレイが一緒に居たの深く考える必要ないです?
ゲンドウとユイじゃあないですよね…

冬月先生は新劇場版だとあまりユイくんって言わなかったな…

ミサト。
ミサトとリツコの揺るぎなさが実は胸があつくなりました。

加治さんなんか出番少なかったからかもだけど
リツコいなきゃダメだったしリツコ居たから最期の選択もできたよね。
でもそうか居なくなっちゃうのか。
っていうさみしさ。


マヤはもう完全にリツコの片腕で。
ちょっと男性不審あったけど最後緩和されてた?!よね。

これは完全に穿った勘違い解釈かもですがもう初見の自分のための覚書なので
青葉シゲルと日向マコトむっちゃ出番少なかったけど最後の決起?シーンでなんか意味深にお互いバンダナつけてたけど。
なにこれ。
そーゆー事なの。

あ!
難しい事は全然わかりません。

でも戦闘シーンも戦艦シーンも長閑なシーンも情緒シーンも手抜きなかった。
それぞれスゲエ!
そこは本当な。

それにしあわせそうでいいじゃん
1番エヴァになかったものじゃん。
ってなった。
カップルできすぎ案件あるけど…

それにしても久しぶりの映画館だったなああ

舞台挨拶観てきました。
もちろんライビュですが。

石田さんのあまり普段喋り慣れてない感じテンションが愛しいわ!
でカヲルへ感想に
ちょっと息がつまるような思いになった
加持とカヲルはサポート役だっていう発言。
緒方さんの最後の
自分の中のエヴァが終わってない感
というか多分ずっと自分の中にシンジが存在する感。
リツコ役の山口さんの感極まった感。
レイ役林原さんのレイへの思いとか
色々聞けてよかった。

今回気づいたけど
アスカの浜辺に打ち上げられていたシーン。
28歳かどうかはわからないけど凄く大人っぽくて身体も成長してた。
あのシーンでは。

でも最後の駅のホームでは14歳の姿でひとりでゲームしてたかな。
カヲルとレイもそのまま。

逆にシンジは28歳?になってた。

アスカはけんけんと一緒じゃないのかな?

アスカはずっとひとりでがんばってたから。

正しい終わりなんてないのかも。
全員が主人公にはならないのだ。

でも演じてる人にとっては分身となるキャラクターが主人公だから。
リツコはミサトをおくりだしてでももうずっとミサトが居ない人生を送ってくんだとか考えると
昔のアニメでクロネコの置物撫でてたリツコを思い出して泣きなくなるじゃん。
リツコ泣かないからさ。
でも絶対ミサトって呼びそうになって唇噛むでしょ。
悔しそうに。
それでもやっぱりリツコはあそこでミサトをおくりだすんだ。
生きてる方が切ないよ。















超蛇足
サラワット、タインをなくしたらゲンドウ化の未来しかねえな。
きょんくん

きょんくん