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シン・エヴァンゲリオン劇場版のsingerのレビュー・感想・評価

3.5
エヴァンゲリオン。
その終劇を見届けてきました。

自分は、エヴァに関しては1ヶ月前から、新劇場版を観始めたばかりの、
“にわか”なので、深い考察に基づいた感想は言えない立場ではありますが、
観終えて、結構スッキリしたし、綺麗な幕引きだったんじゃないかなぁと思いました。
でも、”納得”は出来たけど、
“満足”は出来なかったなぁというのが、正直なところかなぁ。

個人的には、最後くらいはガチガチのロボット・アクションアニメを堪能したいなぁと思っていたので、
序盤の復興劇のようなヒューマンドラマのパートは、冗長な印象が強く残ったし、シンジの復活も、綾波の最期も、ヤケにあっさりし過ぎていて、カタルシスを感じられなかったのが残念なところでした。
最後の搭乗シーンなんかも、もっとドラマティックに盛り上げて欲しかった所でしたが、そういうポイント、ポイントで自分の期待との”ズレ”を感じる部分も多かったなぁ。

でも、個人的に期待していた、エヴァのバトルシーンは迫力があったし、何より音楽がメッチャカッコ良かったのが印象的でした。
なんか、クラシックや、聖歌や、合唱曲を使ったりするのは、個人的にはあざとく感じて、好きじゃなかったんですが、バトルシーンの音楽だけは、総じてアクションとのシンクロ感も良かったし、大画面と良い音響で堪能する事が出来たなぁと思います。
今回はTHXの劇場で観たんで、これはやっぱり正解でしたね。

しかし、この”終劇”。
ファンの目にはどう映ったんでしょうかね?
それは、とても気になる所だったので、これから色んな方のレビューを読んで、
自分の解釈の至らなかった点などがあれば、補完して行きたいなぁと思っています。

ここからは、個人的な近況と総括を、コメント欄の方にネタバレとして書きます。
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