このレビューはネタバレを含みます
ほんとに終わり?と言いたくなりますが、大人になったシンジを見て、最後に残ったのは希望だったんだねと、思いました。
別の路線に乗って去ってしまった大切だった人たち。
新しい未来を選択して、そして人生は続く。
押しつけられた事をただ、やり過ごしてきた14歳にサヨウナラ。
選択できたシンジはもう、アスカの怒りを誘う事もない。
大人になるってことは、
なんとかなる
そんなふうに諦観を持った気持ちを自分に加えて事象や気持ちを再構築して生きるってことかな。
だからシンジは死なない。
ゲンドウは自分の夢を達成して、シンジに見守られて逝く。贅沢な。ワガママ。
わたしが大好きカオルくんは、ゲンドウだったんだねぇ。だからシンジを幸せにしたいんだ。ホントは。1番目であり、13番目。そーいうことかぁって、ね。
長年お疲れ様でした。
自己、自我の破壊と再構築。