前作のQの当時、高校3年生だった筆者は予約していた模試をサボって映画館で鑑賞。時が経ち、社会人となった筆者は会社をサボり本作を鑑賞した。人はそう簡単には変わらないものである。
破からQのトンデモどんでん返しから、どうやって完結させるのか気が気でなかったが、内村航平ばりの綺麗な着地を魅せてくれた。
アニメ版が1995年で、前作Qですら2012年上映と、引き延ばしに引き延ばされ、毎度モヤモヤした賛否両論の終わり方をしてきたエヴァンゲリオンシリーズが美しく幕を引き、「エヴァンゲリオン、本当にマジで終わったんやな」と喪失感すら覚えてしまう、そんな作品だった。
