ちゃわ

シン・エヴァンゲリオン劇場版のちゃわのレビュー・感想・評価

3.5
時が随分進んで、ミサト達はなんとNERV相手に戦っていた。シンジは事件を起こしてもはや全く信頼されていない。そんな中、ゲンドウの人類補完計画とは何なのか、ラストに向けて話が進んでいく。
アスカの件も驚いたし、なぜTV版のエンディングがあって、また映画になっているかという謎も、15年越しにようやく解けて、すっきりしたというか、ホッとしました。
TVの時はアスカ目線で、映画が始まった頃は年齢的にもミサトの気持ちが一番理解できて、そして今回見たら、まさかのリツコ目線が一番しっくりくるまで、自分も歳をとってしまったのだけれども、学生の頃から見ていたものが集結した事に、もう新しいエヴァが見れない喪失感と、終わった事による充実感が押し寄せました。でもまさか、シンジがあのキャラとエンディングを迎えるとは。シンジは庵野監督自身で、そこに庵野監督の拠り所があったのかなと思いました。
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