ミミック

シン・エヴァンゲリオン劇場版のミミックのネタバレレビュー・内容・結末

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このレビューはネタバレを含みます

2021/03/08
エヴァを最初に見た人間が世に放たれる時間ギリギリの朝10時に見た。

当初よりもだいぶ長いことかかったが、ようやくこのシリーズも終わりを迎えることが出来てなぜかこちらもひと安心。

今回の最新作は監督にとってのエヴァにキッチリとケリをつける覚悟が全カットからみなぎってる。

古いものから新しいものまで今持てる日本のアニメ技術を全投入したような3D表現の洪水は言葉では説明出来ないし映画館で体感出来て良かった。

エヴァのない世界に旅立つシンジらから見る僕らの世界はどう映るのだろう。

見終わって劇場を出ると世界がよりクリアに見え、すれ違うひと一人一人の人生を夢想する。気のせいか街の赤が強く写った。

Beautiful worldであるという祈りのような願いが込められた宇多田ヒカルの曲が染みる。

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2021/03/23

字幕付きバージョンで2回目の鑑賞。この映画から使われてる新語を大量投入して混乱させながらも、キャラクター一人一人の想いにケリをつけながら風呂敷を畳んでいくダイナミズム。震災後の日本は農村場面に反映してるのかな。渚の漢字に新解釈を与えてくるとは。マリ=安野モヨコ説は興味深い。プロジェクターでアニメ放送の投影をしたり、舞台落ちのメタ視点を入れたりするの楽しい。巨大綾波の3DCGとかいかにもエヴァだな。それまで女性の股間なめのアングルがやけに多い、母体回帰を示唆してる?
beautiful worldのダ・カーポバージョン良い。バスドラが心臓の鼓動みたい。ドルビーシネマでの視聴だったが迫力があって効果は十分に得られた。
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