「偶然という名の必然、俳優 亀岡拓次」
俳優として生きる亀岡の人生
いろんな現場をこなし、酒を飲んでタバコを吸う。そしてまた次の現場に行く
俳優の先輩を見ているような気分だった。
変に高いプライドもなく目の前の役はなんでもやる。虚構の中に生きているように見えた。
ゆるく物語が進む、現場現場での小さな会話が素敵だった。
特に舞台をやり終わった後「あなたには映画の空気が流れてる」のセリフ。舞台をやっていたからかわからないけど「わかる」となってしまった
麻生久美子との居酒屋でのシーンがすごく素敵。というか麻生久美子が本当に素敵。
俳優の泥臭さが滲み出てて本当にいい映画だった。なんであんなに役者とタバコは似合うんだろうなあ