さらへび

俳優 亀岡拓次のさらへびのレビュー・感想・評価

俳優 亀岡拓次(2016年製作の映画)
3.7
「偶然という名の必然、俳優 亀岡拓次」

俳優として生きる亀岡の人生
いろんな現場をこなし、酒を飲んでタバコを吸う。そしてまた次の現場に行く

俳優の先輩を見ているような気分だった。

変に高いプライドもなく目の前の役はなんでもやる。虚構の中に生きているように見えた。

ゆるく物語が進む、現場現場での小さな会話が素敵だった。
特に舞台をやり終わった後「あなたには映画の空気が流れてる」のセリフ。舞台をやっていたからかわからないけど「わかる」となってしまった

麻生久美子との居酒屋でのシーンがすごく素敵。というか麻生久美子が本当に素敵。

俳優の泥臭さが滲み出てて本当にいい映画だった。なんであんなに役者とタバコは似合うんだろうなあ
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