片腕ファルコン

DENKI GROOVE THE MOVIE? 石野卓球とピエール瀧の片腕ファルコンのレビュー・感想・評価

3.7
ターゲットが面白いんだからその地点で面白い映画ほぼ確定。監督が大根仁ともなればさらに決定打となる訳です。

噂通り、公開4日目でもほぼ満席のバルト9!

今年も日本のアーティストのドキュメンタリーいっぱい上映してましたね。ブラフマンと同立1位としたいくらい面白かったです。存在感に価値があると言いましょうか…。

僕だと『KARATEKA』『VITAMIN』世代…というかよく聞いていたので電気グルーヴはやっぱりまりんを含めて3人のイメージがどうしても強いです。逆に2人になってからの活動をよく知らないです。

当時、友達で熱狂的な電気ファンがいて色々聞かされてたんですが、まりんに全てを投げっぱなしにしてライブやラジオやらせたり無茶苦茶だったらしいのですが本当なんだろうか。。彼が脱退した時も、イジメに耐えられなかったのかな、と勝手に解釈しちゃってたのですが。。そのまりんがインタビューでひたすらしゃべりまくってて感動しました。まあ友達が言ってたようなエピソードは語ってませんでしたが、ちゃんと共に音楽を作っていたようですし、彼が語った「Shangri-La」誕生秘話…からのイントロは素直に鳥肌立ちました!!「N.O.」がデビュー当時からある曲ってのも知りませんでしたし。

中学生の時に読んだ雑誌のインタビューで石野卓球が「俺がもし俺以外の誰かだったら自殺するね」とかいう記事に衝撃を覚えたのと同時に何かこの人嫌いっていう印象をずっと持ってました。この映画見てても分かりますが、やっぱオリジナルを生み出そうとする強い信念があるんですよね。ブレてない。一方、ピエール瀧も昔からブレずにフザけてて本当に尊敬します。こんなフザけた人がいるから僕も安心してフザけられます。ありがとう。

ピンチ的な時期もあったようですが基本的は普通のバンドよりずっと順風満帆。ドキュメンタリーとしては美味しくないはずなのにキャラとライブパフォーマンスで強引に面白く仕上がってるスゴイ映画です!楽曲を知らない人でも楽しめる…と思いますよ!!