聖

DENKI GROOVE THE MOVIE? 石野卓球とピエール瀧の聖のレビュー・感想・評価

5.0
テレビやDVDも含め、2016年初映画が今作となった。こんなに嬉しいことはない。

ドキュメンタリー、いや映画でこんなに笑ったのは初めて。
卓球じゃないけど腹いて〜笑

もちろんそれだけではなく、電気グルーヴの歴史をしっかりと辿る。

それが説得力を伴うのは、とにもかくにも楽曲の力、ライブパフォーマンスの力、オーディエンスの狂乱、なにより2人の狂気。

自分は「A」の頃一番はまっていて、「VOXXX」もネタ的に楽しんだが、それ以降の動向は知らなかった。

どえらいことをやっていたんだなあ。
とはいえそれよりも、根幹が変わらないという凄さに震えた。

映画好きとしては、近年俳優としての活躍めざましいピエール瀧に自然と注力して観ていた。

大槻ケンヂの小説の中に登場していた瀧がこんなセリフを言っていたのを思い出す。

「ケンちゃん、俺はずっとこのままでいたいんだよ」

それがナゴムの頃。

そして現在。

…本当になんも変わってないんだもん、あんた凄すぎるよ!笑

パフォーマンス、トラックメイキング、そしてDJすべてが卓越した才能の塊、石野卓球のそばにずっと居られること、そして俳優としてスクリーンに映る瀧が異様までの存在感を醸し出す大きな要因はこの「恐ろしいまでのブレなさ」なのだと改めて実感した。


少しでも電気に触れたことのある人は絶対に観るべきだし、
「電気グルーヴって、なんかセカオワのパクリじゃね?」
とつぶやいちゃうような若者にも是非観てもらいたいと切に願う。

関東近郊の人は、1月20日から立川シネマシティで極上音響上映が始まるので迷わず劇場へ走れ!