あーさん

DENKI GROOVE THE MOVIE? 石野卓球とピエール瀧のあーさんのネタバレレビュー・内容・結末

3.8

このレビューはネタバレを含みます

これはヤバかった!

もともと石野卓球もピエール瀧(俳優としては認知していたが)もミュージシャンとしては名前程度しか知らなくて、前から知名度はすごかったけれど曲は「Shangli-la」くらいしか知らなかった。。

とあるTV番組で。
元YMO、還暦過ぎた奇跡のドラマー高橋幸宏率いるMETAFIVEというバンドのキーボード砂原良徳がなんだか素敵♡たまたまフォロワーさんがレビューしていたので気になって手に取った今作のパッケージ裏に小さく彼の写真を見つけた。”ん?まりん!出てるんだ?というかメンバーだった⁉︎”と今更。。で、折しもTSUTAYA全作半額デー。折角なら…と旧作の数々のclipしている名作を差し置いて今作。笑

結論から言うと、、観て良かった!ハマった!

最初は余りの下ネタ、お下劣な歌詞、漫才?コント?と思うようなMCにかなり引き気味で見始めたが(とにかく青い…)、何せ勢いがある彼らのパフォーマンスにだんだん引き込まれて行ったから自分でも不思議!なんか全然タイプじゃない人にいつの間にか惹かれていく感じ…?

時系列に沿ってライブ映像や関係者、元メンバーの話からパズルをはめていくように電気グルーヴの姿が明らかになっていく。まりん脱退の話も本人の口からかなり詳しく語られている。

音楽業界において20数年以上バンドとかユニットを続けていくということは、他のグループを見ていても並大抵のことではないと思う。
しかし、メンバーの入れ替わり、急死、しばしの活動休止等はあったものの石野卓球とピエール瀧という絶妙なコンビネーションがそれを可能にした。石野卓球の突き抜けた才能、俳優業でも活躍するピエール瀧が上手くそれをサポート&演出しているのだなと。圧倒的なパフォーマンスに加えて歌詞がわからなくてもとりあえずノレるので、海外でもウケるというのは頷ける。

一回では終わらず何回か観ることになりそう。。

早速「ピンポン」のサントラと”N.O.”が入ったアルバムを入手しよう!

彼らは100%人生を、音楽を、男であることを楽しんでいると思ったのは私だけだろうか?

25周年のお揃いのシャツを着て♫キスキスキ〜スと歌う石野卓球の目がウルウルしていて、にわかファンなのにこちらの目もウルウルしてしまったよ。。
なんてlovelyなおじさん達!

音楽好き、フェス好きの人は楽しめると思う。

スチャダラパー、サカナクションの山口一郎らがインタビューで出演している。

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今日でFilmarks始めてからちょうど1年。前回のレビューで100本だったので、私としては頑張ったのかなぁ、と笑。記念日に観たのが今作というのはいかにも私らしくて笑ってしまうが、こういう予期せぬ出会いにときめいたりしながら楽しくやって来れたのは、本当に幸せなことだと思う。
日々の暮らしを大切にしつつ、映画やFilmarksの皆さんから刺激をもらいつつ、すこーしずつ前進していきたいと思う次第です。
フォロワーの皆様、いつもありがとうございますm(_ _)m
大きなパワーをいただいています!!感謝。
あーさん

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