きちんとトピックスと音楽性の変遷を追い、
関係者の証言を挟み、代表曲、 キーポイントの楽曲を外さない手法は、
海外のこういったアーティスト映画のスタンダードで、この手法を取り入れたWOWOWの「洋楽主義」は名番組になっているが、さておき、
とても、見やすく、分かりやすく、
電気グルーヴというものがなんであったか、
説明しすぎずに、伝える良質なアーティスト映画ではないだろうか。
私は、電気は、「UFO」「KARATEKA」のあたりから、
リアルタイムでずっとおさえてきた。
どのアルバムも素晴らしく、
現在の新作も素晴らしい。
全盛期のLIVEを観ておくべきだった。
狂気とイノセント、
前衛とPOPの共存。
日本のアーティスト番組って、
すぐに嘘くさい物語になるじゃない?
電気のグラフティーを並べるだけで、
映画になるとふんだ、映画監督の勝利。