片腕ファルコン

首相官邸の前での片腕ファルコンのレビュー・感想・評価

首相官邸の前で(2015年製作の映画)
3.5
また柄にもなくお堅い映画見ちゃいましたよ。DVD化されなそうなので。(スマホで見ると関連商品に青田典子主演『首相官邸の女』というトンデモなさそうな映画が出てるがスルーしよう。。)

私は今、明治通り沿いに住んでいて、日曜になると何かしらの抗議デモみたいなのがやっててうるせーってらありゃしねー。その騒音に抗議ですよ。

そんなデモ運動にスポットを当てた映画である。
まず見るまでずっと[集団的自衛権]の映画だと思ってました。。反原発の方なのですね。。
どっちにせよ、ちょっと危なっかしい映画だと思って距離置いてました。行ったらまた完全アウェイになる予感がしたので。
上映からだいぶたったのでさすがにスカスカでした。安心。

映画は震災当時の映像からちゃんと振り返ってくれます。
福島から避難したオバサン、自称アナーキスト、全身タトゥーの女、外国の方、真面目そうな男性、大人しそうな女性など7人のデモ参加者に加え、当時の総理・菅直人のインタビューを交えながら当時のデモ活動の映像を順を追って紹介していきます。

2011年4月10日高円寺に15000人規模のデモ運動があったですと?駅から90秒の場所に住んでたのに全く知らない、そんなの。何してたっけ?

反原発のデモ活動は一瞬小さくなっていくが、小団体でやってた活動家達が1つになる事で3万人、5万人、2012年には首相官邸前に20万人の人々が集まるほど増大した。

やがては野田首相と直に会談するまで上り詰めて…この人たちのパワーはマジで計り知れないと思いました。。

これら全てはテレビでは全く報道されなかったらしい。

感想としてはデモがどうこうというより原発問題の資料映像としてすごくよく出来てると思いました。ただ、ちょっと一方的過ぎるので原発賛成側のインタビューも取り入れたら映画として深みがましていたでしょう。。。