広島カップ

エブリバディ・ウォンツ・サム!! 世界はボクらの手の中にの広島カップのレビュー・感想・評価

2.0
80年代アメリカの二流大学におけるカレッジライフを真正面から描いております。
学生の気の抜けた能天気ぶりは、かつてレジャーランドと言われたこともある日本の大学の場合と共通しています。
ただ日本の場合の体育会系サークルはこんなにフランクな上下関係ではないことと若者のドラッグ文化だけは違いますが…

映画作品としてこんなにダラダラな大学生活をズット撮ってるだけというのはたとえ私が同時代者であってもつまらなかった。
音楽、ファッションやカルチャーの懐かしさに浸る気分にもなれなかった。
青春映画と呼ぶには物足りない。
大きな起伏の一つや二つ、せめて最後ぐらいはなんとかして欲しかった。
青春の苦悩みたいなのがないんだもの。
「そういうのは要らない!大学生活は楽しけりゃいいじゃん」
という人にはお薦めです。
広島カップ

広島カップ