けーな

リベンジャー 復讐のドレス/復讐のドレスコードのけーなのレビュー・感想・評価

3.4
オーストラリアの田舎町ダンガターで、子供の時に少年を殺したと疑われて、街から追い出されていた主人ティリーが、25年ぶりに帰ってきて、復讐をするという話。

復讐という言葉が使われているのは、邦題だけで、原題は「The Dressmaker」。主人公ティリーは、洋裁を学び、ヨーロッパの有名ブランド店でも働き、腕利きの服飾デザイナーとなっていた。その腕を生かして、彼女に偏見を持つ街の人達のドレスを作り、皆の心を溶かすストーリーかと思いきや、それだけでは済まず、細かいネタをちょいちょい入れ込んでる話だった。良い出来の映画とは言えないし、好きでもないけど、結末が見えなくて、これはこれで面白かったのではないか。

主役のケイト・ウィンスレットは、結構好きな女優さんだったのだけれども、何年か前に、目の辺りをいじったようで、綺麗だけど不自然になってしまった顔立ちが、どうも気になって仕方がなく、ストーリーに入り込めなくなってしまった。

この映画の中で、目を引いたのは、雑貨屋の娘ガート。垢抜けない田舎の娘だったのが、ティリーのドレスによって、美しい女性に生まれ変わるところ。「えっ、同じ人⁈」と、驚いてしまった。ドレスだけでなく、メイクでも、これだけ変わるものなのだなと改めて感じた。このガートを演じたのは、サラ・スヌーク。「プリデスティネーション」でも、見事な変わり様を演じていたことが、強く記憶に残っている。

リアム・ヘムズワース演じるテディとの恋もいい感じなのだけれども、まさかの展開に驚いた。

25年前の殺人事件の真相や、母娘の愛や、巡査の趣味やら何やら色々、盛り込まれた映画だったなというのが、一番の感想。