たま

リベンジャー 復讐のドレス/復讐のドレスコードのたまのレビュー・感想・評価

2.5
1950年代のオーストラリアの名もない小さな小さな町に、25年前に殺人の疑いをかけられ、10才の時に町を追いやられたケイト・ウィンスレット演じる女性が、目を見張るようなドレスを着て戻ってくる。
見たこともないようなドレスに小さな小さな町の人々は驚きを隠せない。主人公親子に偏見を持ちながらも、ドレスに欲しさに次々に女性やドレスに興味のある男性警官が訪れる。
邦題やジャケを見ると、主人公がバッタバッタと痛快に復讐を遂げる映画かと思ったけど、ちょっと違うようだ!
まず主人公は25年前に何が起こったのか分かっていない、自分が殺したのかどうかも分からない……真相を知るためと、町に残るジュディ・ディビス演じる母に会うために戻ってきたのだ。

ケイト・ウィンスレットは最近は悩める女性の役が多いよな気がする。いつも眉間にシワを寄せているって印象(笑)
数少ない理解者のイケメンマッチョが????の最期にちょっと拍子抜け!
なんかケイト・ウィンスレットじゃなきゃ凄くB級映画だったんじゃって感じ。

結局、閉鎖的で偏見と差別の中の小さな町ならではの話だけど、現代でもどこででもありうる醜い話。
醜いゴミは燃やしてしまうのが手っ取り早いですね!
個人的には罪深い女性教師にはもっと罰を与えて欲しかったと思ってしまった。
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