タクシ~に~手をあげて~♪
ジョージの~店ま~で~と~♪
↑上のネタがわかったらヘムタイ
実際、土曜の夜、タクシー拾って…
・運転手さん「どちらまで?」
・あなた「ジョージの店まで」
・運転手さん「降りろ!ヘムタイ!」
とやれば、乗車拒否されるでしょう(*μ_μ)
さて、本作ですが、
映画界の「ヘルミッショネルズ」と言われた、極悪コンビ:ハーマン・ヤウ監督×アンソニー・ウォン主演の復讐劇(;゜∇゜)
※ヘルミッショネルズがわからない方はググる
悪質なタクシー運転手たちに妻子(胎児)の命を奪われた優しいサラリーマン・アンソニーウォン(´д`|||)
あまりに酷いタクシー運転手たちに憎悪を募らせ、ついに意地悪運転手たちに復讐を開始する( ;∀;)
「タクシードライバー」へのオマージュもありますが、基本は素人の復讐劇ってことで、
系統は「狼よさらば」「狼の死刑宣告」です
(;>_<;)切ない…
極悪コンビの「エボラ…」「八仙…」と違い、グロや鬼畜プレーはほぼなく王道復讐劇となっています(*^^*)
序盤の、一見本編に無関係そうなハードな捕り物&カースタントから始まりますが、そのカースタントと刑事たちが後にしっかり繋がります。
妻子死亡までに、タクシー運転手たちの悪行をしっかり観客に見せつけ、主人公に感情移入させる演出も見事。
主人公の親友かつ熱血刑事のユー・ロングァン
コミックリリーフ役の刑事ン・マンタ
その娘の美人記者アテナ・チャンが、ものの見事にストーリーに大きく絡むという、香港映画では珍しく良シナリオ(;゜∇゜)
エログロがなくとも、あまりに哀しすぎる復讐劇にまず飽きません(´Д`)
しかし、当時の香港のタクシードライバーはほんとにみんなクズ野郎だらけだったんでしょうかねえ( ;∀;)
※映画内にも、いいタクシードライバーは出ます
最後の最後まで、タクシードライバーたちはクズ野郎揃いでしたが(苦笑)、なかなか良質の哀しい復讐劇です( ノД`)…