エクストリームマン

ムーン・ウォーカーズのエクストリームマンのレビュー・感想・評価

ムーン・ウォーカーズ(2015年製作の映画)
4.2
要するにロン・パールマンのアイドル映画だよね!なんて。最近流行りの「しょぼくれたおっさんかと思ったら……」「ホームセンターの店員かと思ったら……」「アル中のリーアム・ニーソンが……」「愛犬殺されたキアヌ・リーブスが……」という一連のシリーズ(シリーズではないか。あと後半はオカシイ)とは違うけど、ベトナム帰りのロン・パールマンが思いっ切り暴れる(という側面もある)映画。でも、実質彼が主人公だから間違ってはいないはず。

OPのアニメ観たら、あ、もうこの映画はアレだな、と思うべき、と言ったら言い過ぎか。色々伏線とか投げっぱなしだったり、アレはあの後どうやって収拾したのだろうかと考えないことはないけど、要するに皆ラリってるのさ。腹を弾ませて跳ねてるんだ。

本作はやっぱりロン・パールマンの映画だよね。役柄はベトナムから帰ったと思ったら、アポロ11号の月着陸を捏造してこいって命令受けて一路イギリスへ飛ぶことを命じられる映画プロデューサーであり、トラウマに怯える可哀想な人……だけど、同時に稀代の殺人マシン。見るからに強そうなロン・パールマンが当たり前のように強い(しかもベトナムの幻影のせいか、過度に暴力を振るう)という。この映画のバイオレンスは結構容赦なくて、そこがいい。ちゃんと頭吹き飛ぶ。

ダメなバンドマネージャー役はハリポタのロンでお馴染みルパート・グリント。こっちは見るからにダメな人が、見た目通りダメだったという。あまりにもハマっている。相方の偽キューブリックことレオンは、正気な時が一瞬もないという完全なジャンキー。コイツも良かった

ヒロイン?のずっとラリってる人(エラ)、いいね。可愛い。