見終わったあと以外と何も残らなかったのが惜しい。
ストーリーのアイデアはとても面白いと思ったのに、なんだかもったいない気がした。
でも、純粋に作品としてアーティスティックな要素が強く、想像とは違う角度で素晴らしいなと思う部分もあった。
キューブリックがストーリーに関係してる作品だけにキューブリック作品のオマージュ的要素も多々ありキューブリックファンとしては、嬉しいんだか悲しいんだか。
とは言え、キューブリックに対してものすごくリスペクトを感じたので統括的にキューブリックって部分に対して扱いは良かった思う!
米国の月面着陸捏造とか、ヒッピーとか、当時の時代背景とか深く考えれば色々と見えてくるだろうが、この映画はいい意味でそこまで深く考えない方が良い気がした。
結果、芸術作品的な作品=キューブリックリスペクト!って感じかなと。