ちよめ

ぼくの伯父さんのちよめのレビュー・感想・評価

ぼくの伯父さん(1958年製作の映画)
4.7
アルペル家の幾何学的な建物や庭園、前衛的な彫刻、オートマチックでモダンな人工空間。対して、古びた建物や薄汚れた塀のある庶民的な町の一角、犬や子どもたちが飛び回るなかで暮らすユロ氏。2つの対照的な世界を色彩と音楽をも上手く使って描き分けられている。チャップリン的な、スラップスティックに溢れたお洒落コメディが暖かく楽しい。

タチ以外の出演者のほとんどはタチ自身が街で見つけた素人であることにびっくり。
ちよめ

ちよめ