個人史をアート的に描くことを通じてより大きな歴史を総括するという点ではホドロフスキーの近作を連想してしまったが、それと比べると表現方法にあまり面白みを感じられなかった。
こっちの感性の問題な気もする…
ブーメランパンツ一丁で街を徘徊したら、日本だと自転車のお巡りさんに職質されるレベルだろうけど、ポルトガルは軍隊みたいなのに囲まれるんですねーこわいですねー。
エレベーターのシーンとか完全に狂っててよ…
冒頭数分、わけのわからない映像なのに精神に変調をきたしてる人で病院のようなところにいる、と直感させる。
精神に変調をきたしてる人の目で世界を見るとこんな感じなのか。わけがわからないまま異様にキマッ…
圧倒的。純然たるフィックスで構えるショットの力強さは、これの右に出るものはないのではないか。特に終盤のエレベーターの中でのシーンは、最近映画の中で見たシークエンスの中でも最上。正に記憶の牢獄に囚われ…
>>続きを読む『ギマランイス〜』のペドロコスタ篇を観て理解できなかったのはしょうがなかったな……間違いなくペドロ・コスタは物語っているのだと、少しでも理解に近づけたような気がするのでペドロ特集通ってよかった!言葉…
>>続きを読む人生に疲れ果てて病んでしまった人の苦しみを忠実に描いているんだと思う。記憶が時系列を無視してランダムに再生されていって、記憶の世界なのか現実の世界なのかも曖昧。苦しんでいる人の感覚としても現実として…
>>続きを読むペドロ・コスタが「コロッサル・ユース」の主役ヴェントゥーラのその後を描いた続編。ヴェントゥーラは入院していている。死期を間近にして人生の記憶と幻想、見舞いにきたヴィタリナから聞かされる故郷カーボ・ヴ…
>>続きを読む故郷ではない場所で苦しみながら生きた人の姿、という以外、あらすじや場面ごとの意味がよく分からんかったから途中から音や画の心地よさを楽しんでた。場所がボロボロの家だろうがなんだろうが、一場面ごとにびっ…
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