群青

WE ARE Perfume WORLD TOUR 3rd DOCUMENTの群青のレビュー・感想・評価

3.3
若い頃は広島に住んでまして。んでPerfumeが全国展開をするため広島を出ます、私たち頑張ります!的なCMを見たのが、今思い返せば彼女らとの最初の記憶である。流れていたのは確かスウィートドーナッツだった気がする。記憶が古すぎるんで間違っていたらスンマセン。でもCMか何かは見たはず!笑
スウィートドーナッツは中田ヤスタカプロデュースでありながら今とは曲調が少し違う。その時はハッキリ言って興味はなかった。

もう一度Perfumeと出会ったのは某動画サイト。ポリリズムがCMに使われる前で、まさにPerfumeの夜明け前だった。その時、彼女がどれだけの下積みがあってここまでやってきたかを知り、また広島の時のアレか!とビックリした笑

そしてついにはファンクラブのPTAにも入り(後日振込みを忘れて脱退扱いになったが笑)、LEVEL3のツアーを観に行きました。


今やアイドルの枠を超えて、世界的にも評価されつつある彼女の二度目の世界ツアーを追ったのが今作。正直、彼女たちの下積みやPerfume自体がどんな人で成り立っているかを知らなければ入り込むのは難しい。しかし一旦入ってしまえば微笑ましく、またアツイ気持ちで彼女たちを応援したくなる。


彼女たちの魅力は一緒に頑張ってきたスタッフや応援してくれたファンへの感謝を忘れないところ。ありがとう、ありがとうと体全体から感謝の念が滲み出ている。それでいて決して調子にのることなく、感謝を糧に今の自分より上のクオリティを目指し続ける。そういう向上心の塊。
しかしライブはもちろん、舞台裏でも天真爛漫な3人。こんな姿を見ると応援しないわけがない!笑 と思うところ。広島弁が残っているのもいいな笑


今作のドキュメンタリーでも妥協なき姿勢が描かれつつ、オフの日やファンへのサービスは欠かしていない。
多分プロならそういうのが当たり前なんだけどこの当たり前がどれだけ難しいか。Perfumeだけでなく中田ヤスタカの曲、MIKIKOの振り付け、そして最先端の科学技術を使ったライブパフォーマンス。それを支えるスタッフ。彼らもまたPerfumeを支え、応援している。
この、Perfumeだけでなく周りも巻き込んだ幸せの輪の雰囲気がここまで来た理由だと思う。そしてその輪は未だに広がっている。

そんなものを観せられるわけだから最後までスーッと見れてしまう。Perfumeチームの切磋琢磨が心地いいんですね。


しかし、ドキュメンタリーってどうやって観ればいいんだろう。それが分からないのでこの評価です。観方がわからない^^;
めちゃくちゃアツイ展開とかはないし、ツアーを追っているだけなので淡々としてるし。あ、でもエンドロールで流れる曲はPerfumeと一緒に走ってきたスタッフ一同の気持ちが表されており感極まります笑
あとのっちがマキシマムザホルモンのTシャツを着てるところに萌えました


Perfumeは大好きだけど映画はこんな感じってことで許してください^^;

ちなみに好きな曲はVOICEとねぇです。VOICEはMVがいいなぁ。ねぇはこんなこと女の子に言われたらいいなぁという感じです笑 キモっ!笑
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