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劇場版 遊☆戯☆王 THE DARK SIDE OF DIMENSIONSのmurabonのレビュー・感想・評価

4.0
年末も近くなり、今年も残すところあと僅か。
お正月の楽しみと言えば何と言ってもお年玉ですよね。
小学生の頃はお年玉は全て遊☆戯☆王カードにつぎ込んでました。
カード交換で友達同士殴り合いのケンカになって全校集会でカード交換禁止になったりしましたね。
お祭りの屋台のくじ引きでヴァリアブルブック(カードのカタログみたいな本)でしか見たことないカードが飾ってあってワクワクしてました。閉店になるまでずっといるのを見かねた店主のおじさんにカエルスライムのカードをもらったのは良い思い出です。
カードゲーム自体はスピリットモンスターが出たあたりで辞めちゃいましたけど、当時のデッキはまだ実家に大切にとってあります。

この映画、遊☆戯☆王って懐かしいなと思って何となく見てみたんですけど何故か最後には泣いてたんですよね。小学校の同窓会に参加したかのような気持ちです。
観てる間、ストーリーとかルールとか理論的には全く理解が追い付かないんですけど何かすごかったですね。勢いとパワーが溢れてる作品です。
普通の基準で評価したら絶対4.0点じゃないですよ。
でも中身が理解できないのにここまで感情を揺さぶられる体験はなかなかできるものではありません。
人生のどこかに遊☆戯☆王が存在している貴方は是非見てみてください。なんかすごいんです。
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