もうね、斎藤工が最初っから面白すぎて。
真面目な顔してすべってばかりのギャグを言ってたかと思えば、おお！そっちの方向の話だったのね、と。
ネタバレになるからあまり書けないけれど、ほんわかほのぼのな日常を描いた邦画ではありません。
予想の斜め上を行く、むしろ映画のジャンルが覆される展開です。
だって、タイトルが「団地」だし、狭いコミュニティの中で、本当は生きている旦那様を、殺したんじゃないかと疑われた主婦の心の葛藤とか反撃とか、そんなストーリーじゃないかと思いますよね、普通。「噂」って怖いね！っていう風刺のきいた話かと思ってたんですよ、私も。そしたらサスペンスでも何でもなかった！
予想外の展開でしたが、私は好きなお話です。
ラストも満足。
