何だ❗この熱量は…
何なんだ❗このワクワク感は‼
「極限」という言葉が相応しい超ド級のエンターテイメント。
熱すぎて目眩がする。
かつてのスターウォーズ、インディ・ジョーンズ、007から、黒澤明や香港映画が持っていた娯楽映画の真髄がストレートに迫ってくる。原始に帰るかのような躍動感と慟哭が猛り狂う究極のコテコテ活劇に素直に感動した。怒りのデスロード以来の血のたぎり。
歌って踊って闘って、面倒な説明は一気に省いて異様な物分かりの良さで進むテンポ良すぎなストーリー展開。後半の血沸き肉踊る大合戦まで、濃すぎる男達の乱舞が目に焼き付いた。
はじめは魅力のない、主人公だと感じていたのに、いつの間にか、まるでワンピースのルフィのように奇跡を起こしていく主人公の行動に本気で感動して、民衆と共に「バーフバリ❗バーフバリ‼」と崇めたくなってしまう。
音楽が変な切れ方する以外は何の文句もない。
ただ見終わった後に濃すぎて頭がクラクラする。
最高に気になる所で終わってしまい、
後編の「王の凱旋」が待ちきれない。
忘れかけていた娯楽映画の真髄を見せつけてくるカリスマである。英雄が誕生していく瞬間を刮目せよ…