古代インドの叙事詩「マハーバーラタ」を元にしたお話。
赤子を連れて逃げる女性が神に願う、
「自分の命と引き換えに赤子の命を助けて欲しい」。
願いは聞き届けられたのか、沈みゆく女性から助け出された赤子はとある村の村長の妻に拾い育てられる。
たくましく立派な青年へと成長したその赤子シヴドゥは幼き頃よりなぜか惹かれていた滝の上の世界を目指すようになる。
そこで彼は己の本当の父について知る、、、みたいなお話。
いや、物凄いですね。
みんなが「バーフバリ、バーフバリ」言う意味がわかりました。
まずはものすごく繊細かつ多彩な色使いは素晴らしい。カラフルで独特な世界観が非常に良し。
個性溢れるキャラクター達も良いですね。それぞれがとても活き活きとしています。
そして、凄まじいばかりのアクションに絶句。ハリウッドならまだしも、アジアの映画でここまでど迫力のアクションはないんじゃないかな。
ナメてかかると、度肝を抜かれること請け合いです。
所々でミュージカル風になったりもしますが、このノリは嫌いじゃないです。
壮大なストーリーで確かに短くない話ですが、テンポよく進みます。
中盤以降はいわゆる回想シーンですが、そんな構成も悪くないですね。早く続編が観たくてたまらなくなる作りになってます。
正直、インド映画を甘く見てましたが、本作は違いますね。
無茶苦茶ハイレベル。
まだ未観の方はぜひ、ご覧くださいまし。
続きも早めに観よっと。