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バーフバリ 伝説誕生のがとのレビュー・感想・評価

バーフバリ 伝説誕生(2015年製作の映画)
4.1
インドが産んだ無敵超人バーフバリの無双映画。
インド映画といえば歌って踊るイメージだが、本作は歌はあれども踊りはあまり出てこない。
内容としては、ある日滝の上から落ちてきた木の仮面を拾った主人公シヴドゥが、仮面の持ち主の笑顔が見たい一心で雲より高い滝を登り持ち主のアヴァンティカに会いお互い恋に落ちるも、アヴァンティカはデーヴァセーナという女性を助けるための戦士であったため、シヴドゥが代わりにデーヴァセーナを助けに行く。
デーヴァセーナを助け、追っ手を斬り捨てた際に人々の口から『バーフバリ』という名前が次々と出てきたため、奴隷のカッタッパに尋ねると、シヴドゥは自身がマヒシュマティ王国の王子、マヘンドラ・バーフバリであると告げられる。
そして同時に、父のアマレンドラ・バーフバリが何者かに殺されたことを知る…という感じです。
この映画は、前半は息子バーフバリのお話で、後半が父バーフバリのお話という、なかなか変わった作りになってます。
突然過去に戻ったり現代に戻ったりする上、父と息子の俳優さんが同じため、最初は混乱するかもしれないが、状況さえ掴めれば問題なく観ることができる。
とりあえず魅力としては、ハンドサインがカッコいいのとハンドアックスが素敵である。あとはバーフバリがセクシーである。

この映画の難点は、バーフバリが超人的肉体を有しているが故に、普通の人間には不可能な動きを行えてしまうことに追いつけない点からの違和感があるのと、1と2のパッケージが同じなので、ぱっと見てどっちがどっちか分からないところ。パッケージに関しては2の方は両面印刷されているため、裏面の絵柄に変更するのが良いかもしれません。
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