豆こ

子供の情景の豆このレビュー・感想・評価

子供の情景(2007年製作の映画)
3.5
マフマルバフ姓に惹かれて手に取ったが、監督がパンと植木鉢のあの少女だったとは。
バクタイの健気さや逞しさがかわいらしくて、卵きっと売れるよ~!ノート買えるよ~!と勝手に応援していた。
「戦争ごっこはもう嫌だ」「自由になるには死ねばいい」子供の口から紡がれる些細な言葉が、あらゆる競争社会の本質を突いていてドキリとした。
ただ政治的な皮肉として子供の行動が描かれているのではなく、アフガニスタンの現在というのを保存していて、そこにはクスリと笑える生活のかけらがある。
豆こ

豆こ