青二歳

ドレフェス事件の青二歳のレビュー・感想・評価

ドレフェス事件(1899年製作の映画)
3.2
1899年。メリエスの"ニュース映画"ドレフェス事件。事件のさなかに15分の大作を製作。解説読むとドレフェス擁護の立場とありますが然程そんな感じも受けません。とはいえこの頃フランス世論の大半はユダヤ憎しの激おこプンプン丸(古い)だったので、ザ・悪者として描かないだけ擁護と言えるのかもです。
そもそも1分そこそこの11編をつないでありまして。ニュース写真を元にしてそれぞれを再現映像としてつないでいるわけです。ドレフェス以外の固有名詞出てきたらほぼ分かりませんでした。当時のフランス人はタイムリーだからあれで全部分かるんでしょう。上映中に観客が擁護派vs糾弾派でケンカ起こすほどだったそうなので。

映画として見ると記者の乱闘シーンがおもしろかったです。
青二歳

青二歳