たた

僕だけがいない街のたたのレビュー・感想・評価

僕だけがいない街(2016年製作の映画)
2.4
バタフライエフェクトの小規模版?
とでも言いたくなるような。
タイムリープによって過去と現在を行き来しながら、事件を解決して大切な人を守りたい!と奮闘する青年(少年)の物語。

原作は知らないので、原作との兼ね合いのせいかもしれませんが、
なぜハッピーエンドにしなかった?
…というより結局18年間で事件起こりまくってるのになぜハッピーエンド風になってる?
ちゃんと過去の時点で犯人をやっつけて欲しかったぞ。

ところでミステリーの書き方にはルールがあるそうで、犯人は、序盤の人物紹介に当たるパートで登場してなければならないとのこと。
犯人はスタメンじゃなきゃいけないのです。途中出場ではダメなのです。

ということを踏まえて見ると…
もうコイツでしょってバレバレです。登場人物少ないからね。
ある程度二時間ドラマなんかを見てる人ならすぐ目星が付くでしょう。

ていうか二時間ドラマの域を出ない作りです。
プロットも俳優陣も、子供たちの友情や頑張りも微笑ましくて魅力的なのに、もったいないなあって思う。

過去パートでは思いっきり子供たちが主役ですごい頑張ってるから、最初から子供向けの子供目線の物語であったほうが、よい作品になったような気がします。
たた

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